「SNS上のデマ拡散、黒幕は40億円荒稼ぎの実態 | 新型コロナ、長期戦の混沌 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース」

今年2月1日から3月16日までの1カ月半の間に、主にFacebookとTwitterを通じて世界に81万2000件のワクチン関連デマが発信された。その65%は、わずか12人(22組織)の反ワクチン運動家の活動から生み出されたものだったという。
反ワクチン業界は、そうして集めたフォロワー相手にセミナーを開き、会費を徴収し、サプリメントや本の販売などを行ってきた。CCDHの別の報告書では、業界全体の収益は年間少なくとも3578万ドル(39億円超)に上ることが示されている。

 「政府の利権がらみの政策に踊らされてたまるか」と言いながら、どこぞのカルトまがいの民間のソレに乗ってしまうというのが大衆。

 「○○の言うことは信じられない」という人は、○○と反対のことを言う人の話を簡単に信じてしまうので、日頃から「○○は50%の確率で正しいことを言う」と考えておけば、毎回自分で考える必要があり、バイアスの影響を強く受けずに済む。

 ワクチン接種が不安な人はワクチンを打たなくて済む材料を探そうとするから、ワクチンがどれだけ身体に悪いか(あることないこと含め)を刷り込むのは簡単。アンテナが立っている状態だから。

 それがココ10年のサクラブログのタイトルに出ていて、「○○サプリの△△成分は危険?」という具合に、飲まない方が良い材料を探している人達を惹きつけ、安心させて買わせるという手法。

 単純だが世の中の6-7割くらいの人にはそれでも十分な広告・宣伝効果がある。


 ※タイトルは記事のサブタイトルの方を使用した。