脳(記憶力)に効くサプリ。数唱と語音整列の結果から。

 2015年に受けたWAIS-IIIの下位検査の詳細値を持っていないので、「多分このくらい」という話なんだが、WAIS-IVでは数唱が上限値の19で、3-4ポイントは上がった。

 ※順唱、逆唱だけだったのが並べ替えが追加されたので、私はそれが得意(という認識はないが)で加点された可能性もあり、純粋な向上かどうかはわからない。

 またIIIでは基本検査だった語音整列は、IVで補助検査となったが、これも上限値の19で、同じく3-4ポイントは上がった印象。

 ※ちなみに私は補助検査も含め全15下位検査を受けた。

 どちらもザ・記憶力(作動記憶、短期記憶)の検査。

 担当した公認心理師の女性に尋ねてみたところ、当時と今は同じ年齢群に入っているそうなので、同年代偏差値からIQを算出するウェクスラー知能検査においては、本来今の方が不利。加齢による認知機能の低下がそのままスコアに出るはずだから。

 ※年齢群が次の層に入れば、その分加齢による低下を織り込んだ偏差値設定になるはずなので、抗加齢(アンチエイジング)効果が出ていればスコアが上がっても驚かない。例えば生活水準の高い人(≒栄養・健康・精神状態の良い人)は同年齢よりも心身共に健全で若く、認知機能も高いだろう。

 同じ年齢群にありながら5年経って記憶力が上がっているのは、サプリ効果ではないかと思っている。

 まずこの10年くらい、日常生活や仕事で文字列を覚えるとか暗算するといった記憶力が鍛えられるようなことをまるでしてないし、Cambridge Brain Sciencesも「メモリー」カテゴリはメモを取ればイカサマ値を出せる(=分布が崩れるからパーセンタイルがあてにならなくなる)のでまったくやっていない。

 ではどんなサプリの効果かと言うと、多分イチョウ葉


 ※上記リンク先はアサヒだが、アサヒのものを摂っているわけではない。

 この2年くらい、割とまめに摂取しているから。

 もう1つ可能性があるのは、同じく1年半ほどそれなりにまめに摂取しているプラズマローゲン

 そして一週間ちょっと前から、PQQ(ピロロキノリンキノン)を試している。

 ストループテストで効果が確認されているので、Cambridge Brain Sciencesの“DOUBLE TROUBLE”や、WAIS-IVの「絵の抹消」(補助検査)などの向上が期待できる。

 向上と言っても本人が持っている認知機能の最大値に近づくのであって、生得的な設計を超えて「IQが上がる」かというとそうではない。と私は思っている。

 この効果は次期WAIS-V(多分6-8年後?)でと言いたいが、数唱も語音整列も上限値なので、数字として示すことは多分できない。

日本食品機能研究会(JAFRA):PQQ、脳機能改善など高齢化社会にニーズ~食品開発展2016セミナー

PQQ、脳機能改善など高齢化社会にニーズ ~食品開発展2016セミナー 2016年10月5日~7日、東京ビッグサイトで、食品開発展2016が開催された。同展示会セミナーより三菱ガス化学㈱バイオテクノロジー研究開発センターの「PQQの認識改善機能と機能性表示の取り組み」を取り上げる。 PQQという成分は日本ではまだそれほど知名度が高くないが、サプリメント大国のアメリカではかなり売れている成分の1つであるという。 PQQとはピロロキノリンキノンという成分の事で、脱水素酵素の補酵素として微生物から発見されたものである。現在サプリメント成分として使用されているのはPQQの水溶性塩で「bioPPQ」とも呼ばれる。 アメリカでPQQを販売する際のヘルスクレームは「脳機能改善やミトコンドリア新生」で、高齢化社会のニーズに十分応じた成分として知名度も十分あるという。 14番目のビタミンになる可能性 このPQQは実は日本でも2003年に話題になったことがある。理化学研究所が「PQQの生体機能の重要性」をネイチャー誌に発表し、PQQが14番目のビタミンになる可能性もある、とマスコミが大々的に報じたからだ。 このPQQがビタミンかどうかは現時点ではまだ結論が出ていないが、私たちの生体にとって重要な成分であることに間違いがないことはわかっているという。 実際に、この成分をサプリメントとして摂取することでの「体感」も多い。アメリカではPQQの含まれた商品はリピーターが多く、評判が良いため、サプリメントの品評会やコンテストでも多数の賞を受賞しているという。 母乳に豊富に含まれる このPQQに関する研究は日本では理研だけでなく東大、名古屋大、長崎大、立教大、岐阜薬科大、東工大、東北大、近畿大、北大、琉球大などのトップの研究者たちがあらゆる角度から研究を続けている。 また、海外でもハーバード大、カルフォルニア大、コロラド大、などが研究を行っている。 なぜこうした研究者がPQQの研究に夢中になるのか。 それはPQQが微量ではありながらも、にんじん、セロリ、ピーマン、ほうれん草、納豆、緑茶といった身近な食材の多くに存在してるだけでなく、とりわけ母乳に豊富に含まれることが分かっており、肉体の発達や成長に欠かせない成分であると考えられているからだという。

www.jafra.gr.jp

 コエンザイムQ10と一緒に摂ると良い。