「ひろゆき「東大生の多くは本人の努力より、親が金持ちだったから合格した」 青年期のIQは半分が遺伝で決まる | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)」

 もっともだ。

 これまで度々書いてきたので細かい理由は省略するが、親の所得、遺伝的知能(才能)すなわち「親を見る」は世の中の全てと言っていいほど多くの事柄を決定付ける。

 究極的には、旧ソ連の名門バレエ団の面接は親の体型を見ること。

 親がイマイチ(笑)で「突然変異」に期待したい人の心情も理解するが、突然変異への期待は宝くじへの期待と同じような確率的奇跡なので、そう考えた時点で地に足が付いていない思考回路だと言える。

努力すれば必ず報われるとは考えないほうがいい。うまくいかない人に対して、「お前の努力が足りないからだ」と否定してしまうことにつながるからです。

 その通り。努力して成功すれば全ての成果を独り占めできるが、平凡やそれ以下だと「努力が足りないからだ」と自分だけが責められることになる。

 だから私は昔から全部遺伝で片付ける派(笑)。

 成功すれば親のお陰として成果を全部持って行かれるが、失敗したら親のせいということになる(笑)。

 要は都合の良い美味しいとこどりはできないということ。

 モデルを目指している人が「スーパーモデルになれないのは努力が足りないからだ」と言われても、そもそもなれない体型・顔というものが存在する。だから努力で何とかなると考えること自体に無理がある。