「尾身会長「接種率が上がって集団免疫→早すぎる」|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト」

「まだ7月とか8月の段階でワクチンの接種率が少し上がったとしても個人のプロテクション(予防)はできるけれど、それによって感染のレベルが抑えられ、集団免疫みたいな考え方、それはとても早すぎると思います」

 そうでもナイんじゃないか。

 現在累計1,834万回接種されていて、67万回/日のペースだから、このまま維持でも今月中に+1,474万回、07月中に+2,077万回で合計5,385万回接種される。

 もう少し予測精度を高めるために、04月14日から06月07日までのデータ(医療従事者+高齢者)で1日の接種回数伸び率を計算すると1日あたり4.63%増だから、これがそのまま順調に推移すれば、08月01日に集団免疫の最低基準である人口の7割(8,841万人×2=1.767億回接種)に到達する。

 ただしこれは単純な累計接種回数であり、2回目の接種は3週間後の後追いだから、08月22頃と予測できる。伸び率を崩さず極めて順調な場合。

 現役層への接種開始を早めることで、大規模接種会場がガラガラなんてこともなくなるだろうから加速度は増すだろう。

 ※そもそも人口の7割に到達する必要はなく、拡散源(現役層)が抑えられたら感染は激減する。

 以前も書いたが、日本は最初はだめでも一応先進国なのでインフラは整っており、軌道にのりさえすれば後は先進国水準で進む。

 というわけで「08月にも」という考え方はそんなにトンデモナイ目標でもない。