「恥ずかしすぎる!オンライン会議で着替えが丸見えに「スポーツブラまで脱いでしまい……しかも参加者の大半は男性」 | キャリコネニュース」

 「カメラがオフになっているか」で判断するんじゃなくて、レンズが向いているところで人に見られたくないことはしてはいけない時代

 昔は電源のオン・オフが通電スイッチだったので、オフにしていれば「写る」ことはなかったが(電源コンセントや電池を抜いた状態に近い)、今のデジタル端末(特にスマートフォンなど)は常に通電していて、ソフトウェアでカメラ機能のオン・オフを制御しているだけだから、バグがあればオフでも写る可能性があるし、所有者が知らないうちにマルウェアやスパイウェアがカメラ機能を制御している(盗撮できる)可能性がある。

 マイク機能も同じ。

 iPhoneは去年からマイクやカメラ機能が起動している時はランプが付くようになったので、所有者に隠れてこれらの機能を起動することは難しくなったと考えられるが、もしOS自体にバグがあり、悪意を持つ者がランプ制御機能をバイパスできれば有効な対策ではなくなる。

※よって本来はOSの機能ではなくカメラ・マイクへの電源供給=ランプ点灯という回路で実装する必要がある。

 というわけで、プライベートな空間ではレンズにはフタを。しかしマイクにフタは難しいので、結局のところ完全に電源を切るか(これができなくなりつつある)、冷蔵庫の中にでも入れるかしないと、カメラやマイクから情報を収集されている可能性は排除できない。