「日本のサイバー能力は「脆弱」 英シンクタンクが報告書:時事ドットコム」

 その通り。

 だから英国が日本に「ファイブアイズに」と誘った事に驚いたが、戦略上その価値があり、今後日本と英国は親密になっていくだろうと予想している。

 日本は平和なのはいいことなんだが平和ボケしていて、情報セキュリティに疎い。未だに“スパイ”は外国映画の話だと思っている人が多い。

 ウイルス対策にも見られる「民度が高いから大丈夫」的なノリの日本人は、海の向こう側からデータを狙われていることも知らなければ、盗まれているまたは漏れていることにも気付かない。

 それどころか、自分達の持っているデータにそんな価値があることさえ認識していないのが日本。

 為替相場の世界でも同じことが言え、昔から日本円が上がると(円高になると)「そんなはずはない。日本円にそんな価値はない」と主張し出す円売り(円安派)が登場する。価値のない通貨が世界で3番目の主要通貨になったりはしない。

 という状況下にあり、情報セキュリティは欧米では非常に儲かる今をときめく分野なんだが、日本では儲からない(需要が少ない)。だから情報処理安全確保支援士になってもしばらくは大して給料は上がらないだろうとサラリーマンに伝えたい(笑)。

 それでも間違いなく重要な分野なので、勉強することをオススメする。