グーグルで検索時に表示される検索候補。

 グーグルで検索すると、他の人達が検索しているキーワードが候補として表示される。

 この2年くらいで「○○ やばい」が表示される頻度が増えた(笑)。

 ※「○○」は主たる検索キーワード。

 パンデミックでヒマな人が増え、グーグル利用者の知性が相対的に下がってきているのかワカラナイが、少なくともソレは私がブログのコメント欄を全て閉じた理由の1つ。そのくらいパンデミック前後でインターネット上の知的レベルに差がある。

 まずグーグル検索の仕組みは、あるWEBページ中にその文字列が含まれている場合にヒットするので、例えば「○○」を“原発”だとすると、「原発 やばい」と検索した場合は、この2つの文字列が含まれているページがヒットするため、少なくとも報道系記事ではないことが先に確定する。

 ニュースで「原発やばいことになっています」とは書かないから(笑)。

 必然的に検索者の言語レベルに見合った情報に辿り着くことになるんだが(本人にとってはその方が解りやすいだろう)、深みにはまっていく原因でもある。自分と同じ程度の情報しか目にしなくなるということ。

 いわゆるフィルターバブル

 最近見かけたのは「丹青会 やばい」とか(笑)。どんな情報を期待しているのか想像もできない(笑)。

 問題はこの「やばい」という言葉が、どっちを意味するのか、話し手と聞き手が噛み合ってないことが多い点。

 てっきり若者は「やばい」で通じ合うものだと思っていたが、これまで外を歩いていて「○○やばい」と言った人に対し「えー、やばーい😱😱😱」と反応した連れ群が、話し手の次の一言で「えー、やばーい😆😆😆」に切り替えるシーンを幾度となく見かけた(笑)。

 A「○○さん、知り合いから△△をNN万円で買ったんだって。やばくない?」

 B、C「えー、やばーい😱😱😱」

 A「△△って、ふつーNNN万円はするでしょ。知り合いが社員価格で買えるらしくて。やばくない?」

 B、C「えー、やばーい😆😆😆」

的な。

 恐らくB,Cは最初「○○さんが知人から高値で買わされた」系の話だと思って聞いていたらちょっとしたコネで安く買えたというお得な話だと気付いて😱😱😱→😆😆😆切り替えたと考えられる(笑)。

 オモシロイのは「やばーい」の声色もアクセントも同じということ(笑)。臨機応変いつでも切り替えられるようハイブリッドに振る舞っているんだろう(笑)。

 その「やばい」を検索窓に入れる人はかなりやばいと私は思うんだが、この「やばい」がどっちの意味か少なくとも当ブログの読者には通じると信じたい(笑)。