危ないタクシー運転手が増えた。

 一昨日のタクシーは、うちの家の近くの小道で危うく自転車の20代女性をひきかけた。後部座席の私は前の椅子に手をつくのが遅かったら顔から突っ込んでいたくらい。近い距離だったのでシートベルトをしてなかったのが悪いんだが。

 自転車の女性とタクシーのどちらに問題があったかと問われると、どっちもどっちな感じ。車はこないだろう前提で止まる気すらない自転車と、交差する小道の人影が全く見えない道路なので、気をつけて走らなきゃいけないのにそうでもないタクシー。

 ただどっちにしても落ち着きのない運転手で、そんなにブレーキをバカみたいに踏むくらいならゆっくり走ったら?というせっかちな感じ。

 そして今日のタクシーの運転手は、予めアプリで手配したので、到着前に行き先を知っていたはずなんだが、迎車から乗車後ずっとナビをいじっていて、日本橋に向かうのに銀座と入力する。3回「日本橋です」と言っても聞いてないし、タクシーの配車システムが音声読み上げで「日本橋xxのxxのxxで降車」とずっと案内しているのにそれも聞かずに銀座と入れる。

 やっと走り出したかと思ったら、家の近所の赤信号をノロノロと信号無視で通過(笑)。

 そしてナビは左に曲がるように出ているのに、2回曲りそびれて目的地を通り過ぎる始末。

 元々注意散漫なのか、コロナ不況でタクシー運転手に転職した中年新人なのか、はたまたコロナ後遺症で認知機能が低下しているのか。

 先日『世間の歩くスピードが遅くなっている気が』でも書いたが、ボーッとした人が増えた。