「韓国「美しすぎる大統領夫人」に、なぜか「でしゃばりだ」「日陰を歩け」の大バッシングが起きている“ヤバい事情”(田中 美蘭) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)」

あれ程の持ち上げるかのような報道から一転して、今では、金氏のことを「でしゃばり」、「尹氏の足を引っ張る」などとバッシング報道となっている。

 就任当初にも書いたが、「イイ奥さん」と「イイ大統領夫人」は違う。

 中小企業の社長レベルなら「奥さんの尻に敷かれた社長」でも成り立つんだが、大企業の社長や大統領となると、最初は親しみを感じたとしても、そのうち「我々はアンタ(奥さん)に付いているわけではない」と転じる。

 いわゆる「内助の功」として奥さんが称えられるシーンもあるが、大統領の権限とは大統領本人にしかなく、夫婦であっても独立した存在。大統領夫人とは「大統領になった人の奥さん」でしかなく、そこで奥さんの存在が強すぎると、大統領本人を弱く見せたり、奥さんが転ぶことで大統領も共倒れになることがある。

 どういう立場でも同じだが、“連れ”が出てきて良いのは、相方をアゲられる時だけ。それ以外は大人しくしてる方が無難。