Twitter Blueに登録した。「認証済みアカウント」の改定案。

 15日に登録して19日に青バッジが付いた。

 Twitterを使わないのに何のためにだが(笑)、「そういえばイーロン・マスクとはTwitterにとって何だったのか」となる前に一応彼が考える方向性を確認しておこうと思った。

 電話番号の認証のみで「認証済みアカウント」とするのはイマイチ感がある。公的身分証の住所(=住民票住所)に本人限定受取郵便でPINコードを送って、電話番号+住所の認証にした方がイイんじゃないか。

 電話番号だけだとプリペイドかもしれず、「認証済みアカウント」と呼ぶほどのものじゃない。

 現時点ではただの課金ユーザーバッジ。

 これだと詐欺師とかデマの発信者とか、自分を信用させる必要のある人達が進んで青バッジを手に入れようとするかもしれない。

 決済に使うクレジットカードの名義も、そもそもTwitterのアカウント自体が本名でなくても登録できるので氏名で紐付かない。誰のものでも使えるんじゃないか。試してないが。

 だとすれば青バッジアカウントであっても、何かあった時に追えない。

 犯罪組織はビジネスのためなら何でもするだろうが、個人のちょい悪レベルだと足が付かない身分証と本人限定受取郵送の受取まで準備するのは大変なので、私としてはせめて身分証と住所確認まで含めて「認証済みアカウント」としていただきたい。

 青バッジ取得後、SMSで電話番号の存続確認は定期的になされるだろうか。

 電話会社において解約された電話番号が再利用され、その番号を取得した人がTwitter Blueに登録した場合、同一人物とみなされるだろうか。或いは登録済み電話番号として拒否されるだろうか。

 ※Twitterは1電話番号につき10アカウントまで持てるので同じ扱いか。

と考えていくと、認証というよりは「脱広告収入」を掲げユーザー課金モデルを構築する上で「とりあえず青バッジ売らない?」ってことになったのかなという感じ。

 だったら有料アカウントマーク(💲)で良かったんじゃないか。

 というのが現時点での感想。

 Twitterに限らずの話で、そろそろインターネット上における「認証済みアカウント」の国際基準を制定してもイイ頃合い。

 例えば認証済みアカウントをクラス分けし、表示することを提案する。

 クラスAは電話番号認証のみ。
 クラスBはクラスA+身分証確認
 クラスCはクラスB+身分証住所確認(本人限定受取郵便でPINコード)
 クラスDはクラスC+身分証を持った顔のライブ確認(ココから金融機関レベル)
 クラスEはクラスD+生体認証登録(指紋、静脈、虹彩など)

という具合に。

 そうすれば、世界中どこのサービスを利用する上でもアカウントの認証レベルを客観的に判定でき、特にSNSや掲示板等において発言の重み(責任感)の判定基準として機能し、使い捨てアカウントや気まぐれ・思いつきアカウントの発言に振り回される人が減る。

 「青バッジ売って課金に成功」みたいなのは楽天とかで十分であり(笑)、イーロン・マスクに期待されるのはそういった世界全体の先導

 リーダーにもクラスがある。