男性が奢る・奢らないにフレンチはどう出る。

 ある程度の価格帯のフレンチレストランに男女で行くと、女性には価格表示なしのメニューを出すと思うんだが、言うまでもなく男性が支払う前提にある。

 時代に合わせて女性にも価格ありメニューを出すのか。

 フレンチレストランの対応が興味深い。

 割り勘カップルの場合、その場では男性が支払って後から女性に請求する(笑)方式がその場においてはスマートだが、女性は男性がいくらのものを注文したのかもワカラナイまま請求を待つのは気が気じゃないだろう。特にシャンパンやワイン。

 女性がすぐさま「価格ありのメニューを」と言えばそれはそれで凜々しく見えるにしても、片方が水で、もう片方がシャンパン、白・赤ワイン、ポートワイン、コニャックと進めていくシーンも見たくない。隣のテーブルとかに居て欲しくない。

 そのうち「そんなに高価なお酒はアンタと飲みたくない」とか(笑)、女性もお金を出すからには相手を選びたいということになり、冴えない男は受難の時代だろう。

 日本もよりいっそう、上流階級(超富裕層、富裕層)、中産階級、労働者階級とに分かれ、言葉一つで育ちがはっきりするようになる気がする。

 既にそうだが。