「NTT、5G普及で世界に出遅れ 行き詰まる3社寡占  :日本経済新聞」

 確かに停滞感がある。

 10月13日のiPhone 12発売に向けて、私の住まいが5Gエリアかどうか調べてみたところ、ドコモ、auは秋以降対応、ソフトバンクは08月末時点で対応済みだった。

 私のメインはドコモだが3社とも契約しているので、とりあえずソフトバンクで5G体験してみるのもイイんだが、7-10年くらい前までの「世界で最も進んでいる」感は全くないどころか出遅れ感が漂い始めた。

 5Gチップを提供しているクアルコムの調べによると、

2019年に5G商用サービスを開始したのは米国・韓国・イギリス・スイス・ドイツ・イタリア・モナコ・フィンランド・ルーマニア・サウジアラビア・クウェート・カタール・バーレーン・南アフリカ・オーストラリア・スペイン・UAE・中国・フィリピンの19か国。G7(先進7か国)のうち、5G商用サービスを展開していないのは、日本・フランス・カナダの3か国に留まっています。

とある。

 本来今年オリンピックを開催していただろうことを考えると、真っ先に整備されそうなものだが、何が足かせとなっているのか。

 5Gの通信速度や品質を当て込んだサービスなど全般が出遅れることになるので、5年後の日本経済の雲行きを暗に示していると言える。