「政府の大規模接種センター 17日から18歳から64歳の人も対象に | 新型コロナ ワクチン(日本国内) | NHKニュース」

 それがいい。年齢の順番に拘りすぎた結果無駄が生じている。

6月27日までの期間の予約枠は、15日午後5時の時点で東京会場で8万5000件余りが、大阪会場でおよそ3万3000件が空いています。

 大規模接種会場に限らず、今日コロナワクチンナビで見たところ、自宅から徒歩圏(15分)内に20医院が予約可能(空きあり)になっていた。06月02日の時点では10医院ちょっとだった。

 地域によって高齢者の割合が異なるだろうが、うち周辺はかなり余裕がある。

 ただ空いていても現役層には接種券が届いていないので当然予約はできず、ようやく60-64才層に接種券が配布されるというタイミング。3テンポくらい遅い。

 ワクチン接種開始時は、接種券を全年齢一斉送付してしまうと、順番を読まずに若い層が予約サイトにアクセスしてダウンする=肝心な高齢者が予約できないという問題が生じる。だから接種対象者から順番に接種券を送付するというやり方は手堅い。

 が、空き医院が増えてきて、大規模接種会場も空きが目立つようになってきたら、このままでは打ち手が暇を持てあましたりやワクチンの在庫が積み上がるなと容易に推察できるので、各自治体判断で前倒しで接種券を送付した方がいい。

 1日100万回接種は、本来は今頃軽々と達成できただろう数字なんだが、決断力や観察・洞察力、臨機応変に対応する柔軟性に欠ける日本社会全体が足を引っ張っている印象がある。

 日本の上位2%をユダヤ(イスラエル)人やアングロサクソンが占めていたら、今頃私も1回目の接種を終えていただろうなと思うと、今後日本人が国際社会においてリーダーになることはなさそうな気配しかしない。

 それでも予想の08月よりも早く順番が回ってきそうなので、日本にしては速い。