「2回接種後感染の女性「過信せず予防徹底を」 - イザ!」

その数日前、1人暮らしの母親が2回目のワクチン接種を受けた日に副反応に備えて府内の実家に泊まっていたからだ。

 ということはお母さんは2回目のワクチンを打つ前に感染していたことになる。

 仕様上「2回目の接種を終えて2週間後に抗体ができあがる」とされているので、例え2回目の接種が完了した後でも2週間はまだ「未接種」と同じ状態として受け止める必要がある。

 潜伏期間を1週間とすると、2回目接種後の13日目で感染すれば、更にその一週間後に感染が判明する可能性もある。

 確かに私自身1回目接種後18日目で中和抗体を確認したが、抗体価(抗体量)は完全な状態にないだろうから、ここは素直に仕様に従う必要があり、2回目接種後2週間が経過するまで気は抜けない。

 当然医療従事者である記事の女性自身はソレを理解しているにしても、お母さんが感染してしまえば、家庭内でマスクはしないだろうこと、一緒に食事を取るだろうことを考えると、女性本人は毎日大量のウイルスに曝されることになるので、ワクチンを打っていても感染リスクが極めて高い。

 基本的に家庭内感染は防ぎようがないと私は思っている。皆家の中で常時マスクをし、食事も一緒にとらないなどしない限り。

 ということから最大のリスクは食事。