「ウクライナ侵攻事前把握の観測否定 「知っていれば防いだ」―駐米中国大使:時事ドットコム」

 「防いだ」ということは現状に満足していないんだろう、中国も。私はいつまでもロシア側にはつかないだろうと思っている。

 本当に知らなかったんじゃないか。侵攻が始まる直前まで、他国の大使館員の国外退避を鼻で笑っていたくらいだから。

 そもそもロシア軍自体が戦うとは思ってなかった様子で、20万人近くのロシア軍がウクライナを包囲すれば、ビビって降参すると踏んでいたと思われる。

 もしかすると全く使われてない国境ロシア側の戦闘機は模型かもしれない。米軍衛星向けの。

 ゼレンスキー大統領も前々日くらいまで「西側が煽り立てている」とし完全にスルーしていたので、プーチン大統領もとりあえず国境を越えたらすぐにでも白旗をあげるだろうと思ったんじゃなかろうか。

 それでもゼレンスキー大統領は折れないどころか、ウクライナ国民の決死の抵抗を見て、気がついたららプーチン大統領もムキになってたという状況にあると私は感じている。

 誰かに自分の能力を知らしめないと気が済まない人達が一定数いる。根底にあるのはバカにされたくない、弱いと思われたくないというコンプレックス。

 IQ業界も同じで、意地でも自分が他人よりも優れていることを示さないと気が済まない人がいて、最終的には「IQの測定方法」すなわち“ルール”を自分の都合の良いものに書き換えようと試みる人達が出てくる。

 どの世界も、常にコンプレックスとの戦いであり、それは自己肯定感や自尊心などと深く関連しているため、生涯なくならない問題。

 大小あるが、他の損失を全く顧みない状態にまで陥ると変質的。ギャンブル中毒などと同じ状態。