「資産3億円、年収2500万円…交際経験ゼロの富裕層オタク社長が"年収800万円"と偽って婚活をした結果 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)」

 オモシロイ。年収2,500万円の場合、手取りは1,570万円(早見表による)。全額預貯金しても3億円に到達するのに19年かかる。半分なら38年かかるが、昔は今よりはるかに所得が高く、年収が下がり続けているということか。業績悪そうじゃないか。

 仮に所得(手取り)の半分を預貯金するとし、最初は年収1億円で、毎年1,000万円づつ下がっていったとして、2,500万円になってから21年経たないと3億円超えない。

 株やFXなどで儲けたとしても、その利益は年収に含まれるので、昔買ったホールド株が上がり続けて(創業当初から持っている自分の会社の株でもイイ)の価値が評価額3億円になったということか。見方を変えると売る前に価値がなくなる可能性もある。非上場会社の自社株は特に。

 2億円キャッシュで買った家が3億円になったということも絶対ないとは言えないが、年収2,500万円(手取り1,570万円)で2億円貯めるには半分づつの預貯金で25.48年かかるので、既に結構な年齢か、住宅ローンを抱えている(すなわち家は担保に入っている)可能性がある。

 或いは相続か。

 私のように税引き後の現金以外資産にカウントしない(かつローンなどの債務を引く)という性格が極めて珍しいのは自覚しているが、ちょっと考える女性なら年齢でひっかかるか資産額を怪しみそうなので、いっそそのままプロフィールを公開し、質問(指摘)してきた思考力のある女性とデートするのがイチバン良いんじゃないか。

 プロフィールが本当なら、そういう賢い女性を相手に“錬金術”話が相当盛り上がるだろうし、そもそもそんな画期的なほど優れた男性を年収800万円だと真に受けるような女性とは、いずれズレが生じるだろう。結婚しても、奥さんがいちばん旦那の価値(能力)を分かってないという状態になりうる。

 お金目当ての女性をフィルタリングする方法は簡単なので、お金持ち男性が生涯のパートナー選びでイチバン気にすべきところは、お金(稼ぎ)とは何なのかを本質的に理解できる思考力を持った女性とどうやって出会うか(子孫に残す遺伝子も含め)だと思うんだが、私は。