銀座三越の動線に難あり。

 土日のライオン口は見ただけで入る気が失せるほどの混雑ぶり。

 入るなら新館・本館の間か中央通り側。

 で、パンデミックで出入り口の大半を封鎖した時からずっと思っているんだが、銀座三越は本当にソレが感染拡大防止対策なのかという頭の悪そうな施策が多々見られる。

 例えば出入り口を真ん中で割って「入口」「出口」と人の流れを分けているデパートが多い。銀座三越もそう。それ自体は良い。問題はその後。

 フロアガイドとは入る時に見るのか、出る時に見るのか。

 考えるまでもなく答えはワカルはずなんだが、中央通り側は出口側の壁にフロアガイドが貼ってあるもんだから、入口から入った人がすぐ出口側に行ってフロアガイドの前で立ち止まり、出口の流れを妨げる。その結果人が滞留し密が生じる。それを避けようと入口側から出ようとする人がいて更に悪化する。

 右側通行、左側通行を固定する必要はなく、臨機応変に。というより本来は設計時点で考えることなんだが。

 最初の緊急事態宣言から2年半。

 空調といい、外商員らは何してるのかなと思う。

 鈍感な人とは当然に空気が読めないので、本来日本人が得意とするオモテナシは期待できない。