「紅麹サプリ、死亡は70~90代 既往歴も 健康被害95人の症例も公表 - 産経ニュース」

 既往歴。

 死者が出ているので、前回の投稿では数字の話は差し控えたが、確率的かつ年齢的に考えるとそうかなと感じていた。

 加えて、コレステロールを下げるサプリを飲む人は、多くの場合脂質異常症はもちろん高血圧がついてくるため、もともと健康リスクが高い層だと言える。

 仮に86万個販売して5人の死者が出たとすると0.000581%なので、通常の業界だと無視される可能性のある率。

 IQで言えば166(標準偏差15)、偏差値で言えば94付近の出現率。

 日常的に「あり得ない」と言われている数字。

 「製薬会社のサプリメント」というのが衝撃的であったのは事実だが、サプリメントは食品扱いなので、毎年餅を食べて窒息死する人の数と比較すると、

国の調査では餅をのどに詰まらせて死亡したお年寄りが2019年までの2年間に660人余りにのぼり -NHK

ということから、もしかすると餅の方が危険かもしれない。

 アレルギーがあればピーナッツでも死者が出るし、元々何かを食べる・飲む(経口摂取する)ということ自体がそれだけ危険が潜んでいるということでもある。

 ワクチンも同じく。

 私はペニシリン注射に軽いアレルギーがあり、皮膚の隆起・痒みを伴わない軽度の蕁麻疹が出るため、日頃ゴルゴンゾーラなどの青カビチーズは控えている。知る以前に食べても何も起きなかったが。

 小林製薬のサプリはかれこれ20年ちょっと愛用していて、回収対象製品は摂取したことはないが、ナットウキナーゼを筆頭に今現在も変わらず毎日摂っている。

 健康診断で全く何もひっかかったことがない。