「コロナ失業の元ホスト 困窮と職探しの日々|日テレNEWS24」

 ホストだから皆高収入というわけではないだろうが、もし当人がホストだった頃、高い収入を得て人よりも高い税率で税金を納めていたのであれば、それに見合った援助・支援があってもいいんじゃないかと私は思う。

 (単純な)累進課税の問題は、取れる時に取るだけ取って(強制的な富の再分配)、ない時に過去に払った分だけ援助・支援が受けられるわけではなく、完全にリセットされて一般人と化してしまう点。

 払った分だけサービスが受けられるという当たり前の仕組みにしないと、払うのがバカバカしい社会となり、世界中で税逃れが起きているように、制度は崩壊する。

 ※いっそ納税額に応じて、保険証や免許証などの色を変えたらいいんじゃないか。感謝さえされないことにも問題がある。

 厚生年金は一応その点クリアしている(っぽい)。高い給与の人は高い保険料を毎月さっ引かれ、その分老後に振り込まれる額も多い。だから節税・脱税を試みる人は多くても、年金の支払いをごまかそうとする人はあまり(と言うか全然)聞かない。

 「自分達が年を取る頃には年金制度なんて崩壊している」という理由で払いたがらない人もいるが、こういう人はそもそも社会(国)を信じていないのでしょうがない。

 というわけで、「過去に納めた税額に応じて」という社会になってくれることを期待するが、それでは大衆の票が獲れないのでそうはなっていかないだろうことも理解している。