丹青会でサントリーの“六”(ジン)をもらった。

六。ヘキサゴン。赤坂時代を思い出す。

日本産のジン。もらった際、5(ソーダ):1(ジン)がオススメと言われて早速飲んでみた。グラスに注ぐだけで柚子を感じる。飲んで見るとうっすらとハーブが香り、飲み終わりしばらくすると「お茶飲んだっけ」という感覚を覚える。

すっきり涼しげな味わい。夏にイイ。ロックでも美味しい。アルコール度数は43度なので、弱い人はソーダ割で。

ケムリはコイーバのパナテラス。ジンのつまみになるかというとそうではなかった。六の味わいが涼しいので、南高梅でもつまみながらの方が良さそう。味の濃いスナックなども違うっぽい。

久しぶりにバカラのロックグラスの出番。普段ロックグラスを使うお酒を飲まないため、眠っていた期間が長く少し曇っていた(笑)。洗ったらピカピカになりそれだけで気分爽快。

絵面としてはグラスも灰皿も六角形だったらもっと良かったが。

最終的に生じるガスは同じものだが「ソーダ」そのものがなかったので、サントリーの強炭酸水を使った。

というわけで来年の夏はこのジンもいいなと思った。そもそも飲むシーンが異なるが、グランパトロンと比べると1/7くらいの価格なので、コストパフォーマンスが高い。

それにしても今日は真っ昼間でもベランダはシャツ1枚じゃ少し肌寒いくらいで、ジャケット着用で六を楽しんだ。そろそろ街でベージュのコートを見かける季節か。

この六の涼しげで澄んだ味わいにピッタリな音楽が浮かばなかった。私は生地で言えばベルベットとかファーなどの暑苦しい系にバロックな色調かつブランデーのノリだから(笑)。

で、絞り出して何とか選んだのは徳永英明バージョンのシルエット・ロマンス