「世帯年収300万円と1000万円では健康意識も違う? 残酷な格差の実態とは | 日刊SPA! 」

 言うまでもなく。所得階級におけるワクチン接種率しかり。

 社会的地位が高まると、自分の健康は自分だけのものでなくなる。一方お金にゆとりがないと、「そんなことも言ってられず」とつい後回しになる。真っ先に削られるもの。

 地位と責任感は一定レベルの相関がある。

 過去に、借金がありながらn億円もの経営者保険に入った大馬鹿者もいたが(月々の掛け金で倒産しそうな(笑))、通常は保険とか健康診断とかは後回し。若いうちは特に。

 アメリカに比べると、日本は割と均等に教育が施されているので、そこまで明確な差異が生じるわけではないが、アメリカではドナルドトランプ支持層、すなわち低所得かつ田舎の教育・教養レベルの低い層ほどワクチン接種率が低い。日本は今後の政策の参考にする必要がある。

災難に直面するとき、多くの米国人はこう言いたがる。「皆が大変なんだ」。しかし平均余命についていえば、これは事実ではない。平均余命は、より裕福でより質の高い教育を受けている米国人の間では依然として上昇している一方、そうでない人々の間で低下している。