「プーチン氏の精神状態を疑問視 米議員ら「何かおかしい」 | 共同通信」

 7年くらい前にアメリカは「プーチン大統領はアスペルガーだ」という指摘し(実際は相当なひとたらしで冗談とお喋り好きらしいが)、最近ではカフェインの過剰摂取でテストステロンが高まり攻撃的になっているという説もある。

 そして2年前にはイギリス大衆紙が「パーキンソン病だ」と報じたらしい。

 私には統合失調症に見える。5年くらい前からそう感じている。

 こちらの資料には、

脳内のドパミン量が不足するとパーキンソン病になり、過剰になると統合失調症になると考えられています。

とあり、統合失調症はセロトニンを必要とする

 演説などの動画を見ると、3年くらい前から浮腫がひどく、時々吐き気(?)を催すような動作があり、健康状態もあまり良くないのだろう。

 もし死期が近いのであれば、「オレがいない世界なんて世界じゃない」とナルシスト(にとってはオレ=ロシアなど、自分の考えはミンナの創意だと勘違いする)特有の思考で“最後のボタン”を押す可能性があるので、正面から(すなわち軍事的に)対峙するのは危険。

 2006年くらいまでは、もしかするとユーロやEUに加盟するのかなという協調路線だったが、欧米の拒絶による疎外感からか、2009年頃にははっきりと諦めたんだなと感じた。

 日本に対しても、元々旧KGB内では「さっさと島を返して領土問題を終わらせるべき」という考えが主流だったらしく、プーチン大統領も柔道で交流しつつ「引き分け」という言葉を使い「2島返還から始めよう」「極東での経済協力を」と日本への歩みよりを見せていた。同時期、娘の1人は大学で日本語・日本史を専攻などの報道も出ていた。

 最後の「友好国になれる可能性」を秘めていた国だったんじゃないか、日本は。

 が、安倍元総理が地元山口に招いて数ヶ月後あたりから日本に対するロシアの態度が急変した。何があったのか知らないが。

 それ以降、2島返還の話はなくなったどころか憲法改正で「領土割譲禁止」を明記した。

 同じ頃、プーチン大統領の職務室を珍しく公開したかと思えば、日本から贈られた絵は壁に掛けられずソファーに置いてあるなど、用意周到な男なのでそれを見せるためにわざわざ公開したんだろう。という心理的な日本離れを演出することが増えた。

 ナルシストが疎外感を感じると、自分に目を向けさせるために何でもする。英雄になりたいから自分で火を付けて最初に駆けつける消防隊員みたいな心理。

 この数ヶ月では、これまでの「欧米」「西側」という表現から、「アングロサクソン」という表現への変化がある。少なくともプーチン大統領がその言葉を使うのは私は初めて聞いた。「異なる民族」という意識の表れと共に、民族が違えば解り合えないという思い込みと諦めから、同一民族であるウクライナ(ベラルーシも)への固執が見てとれる。

 本人にとっては「失えない家族」なんだろう。

 その想いが何で軍事侵攻として出るのかという話なんだが、ストーカーは女性の後をつけ回したり監視したりすることについて「彼女のことが心配で見守っている」と主張してみたりするのと似ている。

 「間違った方向に向かっているウクライナを守ってあげなきゃ」という心理が少なからずある。プーチン大統領には。だから疑うこともなく自分が「正義」の側であり、ロシア国民もウクライナへの“特別軍事作戦”を支持するだろうと踏んでいたと思われる。

 冒頭で書いた、オレの想い=ミンナの想いだから。

 また、ウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ」と呼んでいるところからも(ユダヤ系のゼレンスキー大統領にもっともそぐわない言葉だが)、「ナチスドイツ時代からゲルマン民族やアングロサクソンから虐げられてきた東スラブ民族」という意識及び敵意があるように見える。

 敵意とは多くの場合劣等感から生じる。

 だから西側(≒アングロサクソン)に付こうとしているウクライナを守らなきゃと考じているんじゃないか。

 というのが私の見立て。