「役員報酬1億円以上は最多の663人、トップは43億円 : 読売新聞オンライン」

 毎年たったそれだけかと残念に思う。

 「上場企業の」という条件付きであり、非公開企業や中小企業、個人事業者(芸能人やスポーツ選手等含む)で1億円以上の収入を得ている人はその何十倍もいると思うんだが、上場企業となると、頑張って勉強してイイ大学に行って、何次試験も受けてやっと採用されて、そこから何十年も勤勉に働いても、年間663人しか1億円以上もらえないとは割に合わない。

 私から見たらイチバンめんどくさいコース。

 私は誰の下にもつかないし誰の指図も受けない派(笑)。だから支援も受けない。銀行融資も含めて。

 初めて年収1億円を超えたのは25か26才の時。27才で2.4億円を超え、その頃スイスUBS銀行からプライベートバンクの案内が来た。29才までに家を3軒現金買いし、無借金のまま超富裕層入りしていた。純金融資産に株式を含まずに。

 必要なことは十二分に勉強するが、ダラダラと時間をかけるのは好きじゃないし、そもそも時間を必要としない。

 かといってサラリーマンに「大学なんて意味がない」とは言わない。サラリーマンにとっての学歴はビザ(査証)のようなもの。学歴がないと入れもしない会社が多いので、入れない会社以外の選択肢の中で生きていく人生は非常に狭い。海外に行っても大卒は就労ビザがおりやすい。だから学歴という名のビザは持ってないより持ってる方が良い。

 しかしソレが成果として収入に表れるまでに時間がかかるから忍耐も必要。そこに人柄とか見てくれとか、コミュニケーション能力や相場観、センスなど他の才能に恵まれていると開花するのが早い。

 もし私が意見を求められたら、何か1つのことを伸ばすというのはススメナイ。できるだけ全体的にマルチに。世の中、特技がプラス評価される度合いよりも、欠点でマイナス評価を受ける度合いの方が大きいから。それによる自信喪失や自己肯定感の低下の方が特技によるメリットを上回ってしまい、性格までねじ曲がってしまい挫折する確率の方が高い。