初めてオリーブを美味しいと思った年。

 私にとって今年は、

 初めてオリーブを美味しいと思った 

 元年(笑)。

 少なくともこの20年、値段的には最上位の食材が使われているところばかりで食事していたはずなんだが、残念なことにオリーブを一度も美味しいと思ったことがない。

 薬みたいな味がするものとか、何でこんなもんわざわざ食べるんだろうと思うくらい(笑)奇妙(奇抜?)な味のものに非常にしばしば当たる。

 今年になって自分で買ってみたイタリア産、スペイン産のオリーブは美味しい。1つだけ薬品臭のするハズレがあったが、他は全部また食べたいと思うほど美味しかった。全部種あり。

 そのうちいくつかは、南高梅のように毎日・毎食欠かさず何個か食べたくなるレベルのものもあり、これまで食べていたオリーブは何だったのかというくらい(笑)。

 ウニのみょうばんみたいなものか。そこら辺にあるウニとは、ウニよりもみょうばんの味の方が強い。みょうばんを使ってない鮮度・品質の高いものほど美味しい。私にとっては。

 そこで私が見つけたオリーブを何人かにすすめてみたんだが、「これこれこれぇーっ!」と返ってきた(笑)。

 どうやら日本のレストランでセレクトされているオリーブはセンスがイマイチっぽい(笑)。或いは何か保存用の添加物の味が強いのか。

 どっちにしてもやっと美味しいオリーブと出会った。

 ちなみに私が初めて買った(しかも免許取る前(笑))車の色はオリーブのメタリックだった。