「為替市場に緊迫感 “金曜日深夜介入”に続き“朝イチ介入”か しかし数時間で逆戻り | TBS NEWS DIG (1ページ)」

 月曜日の朝の介入は、その後の効果の持続は別としてコストパフォーマンスが高い

 私なら08時半ではなく、07時台に行うが。

 いずれにせよ、ここまで円売りがトレンド化する前に介入すれば安上がりだった。しなくても済む可能性のある状況下ならともかく、するしかないだろう流れの中で先送りすると高く付く。保険料みたいなもの。

 確かに日本は今でも一応は世界で3番目の経済大国で日本円は一定の強さを保っているが、政府・日銀は日本円ブランドに自信を持ちすぎている印象がある。

 実際何だかんだで日本円は取引量も多く底堅い。が、ロシアの衝撃的な弱さが露呈して世界のパワーバランスが崩れ、経済界ならず一般庶民の心理的にも米ドル一強感があり、偏差値で言えば日本円の相対的価値は大幅に下がった。

 09月21日の最初の介入に続けて、23日に休日介入を撃っておけば市場に対しもっと意志が伝わったと思うが、1か月も傍観していたのはちょっとのんびりしすぎ。

 ドル建て輸出業者が早めに円換金しようと仕向けることで介入増幅効果が見込める。そのためにも政府・日銀の為替防衛の意思表示は重要。