エルメスのノエル招待やイヤーズギフトの選定基準の考察。

 私自身の感覚値として、

 ノエル招待:(その店舗の開催時期によるが)09-10月末頃までのバッグ類合わせて招待店舗で合計1,000万円前後(都内店舗)。招待客が決まってから開催を検討なら09月末締め、開催決定・準備先行なら10月末締めといったところか。以下、早い方の09月末締めで話を進める。

 イヤーズギフト:10月末頃までのバッグ類合わせて日本国内全店舗(多分オンライン含む)総計1,000万円以上。

という基準かなという印象。


■ノエル招待基準の考察

 店舗招待なので、一店舗での購入額が最重要事項だろうことは想像に難くない。

 私の年始〜08月までの購入額はこちらに載せているが、その時点でノエル招待店舗でバッグなし550万円、バッグあり850万円、その後09月末の時点(08月までに購入したバッグ2個を含めて)ちょうど1,000万円を超えた。しかし昨年10月からの12ヶ月間で見た場合でも、私はバッグを含めないと1,000万円に満たない(約850万円)。12月現在もバッグなしでは超えてない。

 ちなみに私は枠なしバッグは買ってない。すなわちバーキン2個だけ。他の店舗で購入したかつ私の名前になってないケリーは含めていない。

 まとめると、年始〜09月末だとバッグあり1,000万円、バッグなし700万円。前年10月〜当年09月末だと、バッグあり1,150万円、バッグなし850万円。

 これで呼ばれる対象になり得るということ。言うまでもなく「対象になり得る」=呼ばれるではなく、対象になってから選考で通る・落ちるがある。

 ノエルはお酒を出すということもあり、酒癖の悪そうな人(?)とか、他の客に絡んでトラブルを起こしそうな人とかは呼ばれないだろうし、「モノは売るがパーティーには呼ばない」基準があるのは個人でも企業でも同じ。

 よって購入額上位にオラオラオッサン系(笑)が多い店舗は繰り上がり当選が多いかもしれない(笑)。

 今は特に迷惑系YouTuberなども警戒しているんじゃなかろうか。

 私を誘ってくれたスタッフは私だけとのことで、ずっと付きっきりで相手してくれた。当然にパーティーには定員があるし、スタッフ1人あたりが招待する割り当て数に限りがあるだろうから、スタッフが誰を選ぶか、それが承認されるのかというフィルターがある。

 ちなみにスタッフからは「ノエル」という言葉は一度も出なかったので、呼び方が変わった可能性がある。


■イヤーズギフト送付対象選定基準の考察

 他の店舗では大した額の買い物をしていないため、ノエル招待対象の購入額と大差なく、全店舗総計(バッグ含む)で1,000万円を超えたのは同じく09月末頃。同様に私の名前になっていないケリーは含まない。

 ※昨年11月から今年10月末までの12ヶ月間で見た場合でも、バッグを含めないと1,000万円に満たない。

 というわけで基準はバッグ含む1,000万円以上かなと思う。


 参戦前から気になっていたんだが、エルメス業界で使われる「実績」という言葉に、枠ありバッグ・枠なしバッグを含んだ金額なのか含まない金額なのかを明示していない人がほとんどなのと、「今年いくら使った」が何月から何月を指しているのかワカラナイ書き方の人(恐らくカレンダー通りだろう)がほとんどな点が読み手の嫉妬(「私だってそのくらい使ったのに」とか)を誘発している印象がある。

 「今年1年で1,x00万円使いました」と年末に書かれても、ノエルの開催・招待準備に入るのは早いところで10月だろうことから、大凡09,10月末までの購入額が重要であり、それ以降に買い物した金額は招待に影響しないだろう。

 かつ年始から09月末までの9ヶ月間なのか、前年10月から当年09月までの12ヶ月なのか、そもそもエルメスが定める対象期間がワカラナイ。

 ※私がエルメスの経営者なら、2枠消化し終える人が増える年の後半にお金を使わなくなることを防ぐため、前年10月〜当年09月を対象期間とすることは合理的だと感じる。

 イヤーズギフトも、仮に「年間1,000万円以上」という基準があった場合、年によってクリアする人が増減するので、ギフト品の発注から納品、ギフトラッピングから梱包・発送までの期間を考えると、09月末辺りで締めないと間に合わないのかなと思うが、ギフト品は余裕を持った数先行準備し名簿確定は10月末締めかもと考えた。

 ※ランキング式(全国で上位3,000人とか)なら先に数が決まっているが、固定額基準だと今年何人クリアするかワカラナイので、どこかで締めてカウントしその数用意する必要がある。

 当然に締め日時点で支払いが完了していない予約品などはカウントされない。これがカウントされるとなると、年の後半にノエルやイヤーズギフト目当てに山のように予約してキャンセル人が出てくるから。

 常に支払い完了ベース。


 という具合に、ノエル10〜09月、イヤーズギフト11〜10月のように対象期間がズレている可能性もあり、もし短期集中での資金投下を考えている人は、現時点では前年10月〜当年10月の13ヶ月間がベストじゃないかと提案したい。

 エルメスの決算月から考えても、最終四半期の開始月である10月〜かなと思う。

 ※本国が12月決算なので、01-3月、04-6月、07-09月、10-12月という括り。


 で、ノエルは店舗からのお誘い、イヤーズギフトはエルメスジャポンから送られてくることを前提に、仮にどちらも期間内に1,000万円以上という基準だとして考えてみよう。ココでは比較しやすくするため対象期間も同じとする。

 この場合、ノエルに呼ばれる人はイヤーズギフトももらえることになる。※その逆は成立しない。パーティーには定員があるから。

 一方、A店舗で500万円、B店舗で500万円という人は、ノエルには招待されないがイヤーズギフトはもらえることになる。

 もしノエルが期間内に800万円以上という基準で、招待店舗のみで800万円使ったという場合、ノエルには呼ばれてもイヤーズギフトはもらえないという人が発生する。

 同じくノエル800万円の基準で、夫婦で個別にアカウントを持っていて、奥さんがA店舗で800万円、旦那がB,C店舗で各500万円(合計1,000万円)という場合、奥さんがノエルに呼ばれ、イヤーズギフトをもらったのは旦那名義だったとしても、それを奥さんがSNSにアップするケースもあるだろうことから、公表額と待遇が一致しないこともありそう。

 同様に、夫婦でそれぞれ1,000万円使い、イヤーズギフトが2つ届くということもあるだろうし、それぞれが別店舗からノエル招待を受ける可能性もある。


 世間の評価ではイヤーズギフトの方が格上っぽいが、招待基準額を超える客が山のようにいる店舗では全員をノエルに招待するわけにもいかず、定員というフィルターを通じて確率的に難易度が高く見える可能性もある。

 ランキング方式や偏差値方式だと、沢山お金を使う人が増えると相対的に基準が上がるので、今年1,000万円で招待されたから来年も招待されるかというと違う。イヤーズギフトも同じ。

 以上が現時点での私の見解。