寿命を迎えた掃除機。ダイソンに買い換えた。

 12年使ったパナソニックの掃除機MC-P9000WX(シャンパンゴールド)が突然停止し、うんともすんとも言わなくなったので、掃除機を買い換えた。

 運転中、力尽きて静かに終わりを迎えるんじゃなくて、ピタッ音が止まり「無」と化した感じ。まるで「私の仕事はXXXX年XX月XX日 XX時XX分XX秒まで」と決まっていたかのように。

 2009年06月の購入明細を見ると61,800円(税込)だった。12年4ヶ月。1ヶ月あたり418円にしてはとてもよく働いた。

 不調もなく全く前触れはなかったが、この数ヶ月で立て続けに電化製品の寿命が来ているので、年数の長いものからリストアップし、買い換える品を予め決めておいた。最近品薄が増えていて、いざという時迷ってられるほどモノが出回っていない。世界的なコンテナ不足による輸送量の低下と遅延も影響しているだろう。

 新たにファミリー(笑)に加入したのはダイソン。十数年前に一度使っていたが途中でパナソニックに戻り、再びダイソンへ。

 今回は充電式コードレスタイプのV12 Detect Slim Fluffy SV20FF。

 知人女性から「最新のダイソンのあのレーザーはスゴい」と噂を聞いていたのと、カーペット類がゼロになったので、吸い込みの力よりも掃除機をかける頻度を重視し、手軽さで選んだ。

 ヘッドからレーザー光によって床のホコリが浮かび上がる仕組み。下記の公式動画の通り。

 部屋を暗くするともっと鮮明に見える。

 本来こういう「無くても目的を果たせるが、あればとても便利」という機能は日本製品の仕事だったんだが、多様性に揉まれいいとこ取りで進化している欧米に追い越されつつある。

 注文しようとしたちょうどのタイミングであちこちのお店の在庫がなくなり「来年01月頃入荷予定」という表示に変わった。即座に自動監視コードを書き(笑)数日間モニタリング(笑)し、一瞬の隙をついて(笑)在庫を抑えた。

 コードレスの手軽さのお陰で頻繁に掃除機をかけるようになった。レーザーによるホコリの可視化も影響している。かなり。

 在宅ワーカーが増えたことで、去年からプリンタ類も数ヶ月待ちという状況が続いているので、大物電化製品はある程度スタンバイしておく必要がある。テレビ(16年目)はなくても大して影響はないが、冷蔵庫(12年目)は突然止まるとそれなりに影響があるから、注意深く様子を見守っている(笑)。