「ラウンジが使える」から何なのか。

 プレミアム系クレジットカードやデパートのVIP特典などで「○○のラウンジが使える」ことを有り難がる人達の気持ちが私にはワカラナイ。昔から。

 乗り継ぎなどで待ち時間が長い国際線ターミナルの(落ち着いた)ラウンジが使えるのは助かるというのはまだワカルが、デパートのラウンジとかカード会社のラウンジとかただの部屋でしかないんだが。待合室レベル。

 まさか「無料でお茶が飲める」とかそんなことを喜ぶ層じゃないだろう。

 電車で何時間もかけてはるばるやってきましたという人なら出来るだけ1回で用事を済ませたいだろうから、朝から夕方まで1日中買い物をし、「途中休憩に」という用途はわからなくもないが、そもそもランチに行かないのか(笑)。

 デパート内にもその周辺にも山のようにカフェもレストランもある都心部において「専用ランジ」という名のただの部屋がどんな役目を果たしているのか、イマイチワカラナイ。

 「年間利用額100万円以上の方」という専用感に浸るのか。

 そこには100万円ちょっとの人から1,000万円超の人まで混在し、タワーマンションの高層階・低層階に見られる所得格差以上の開きがあり、ラウンジを有り難がる層ほど居心地がよろしくないと思うんだが。

 と、デパートからラウンジの案内が届き改めて思った(笑)。