松屋銀座1Fのリニューアル。

 1Fの4丁目側(フェンディ側)がリニューアルで華やかになった。

 以前傘やアクセサリー売り場のあった場所がちょっと雑多な感じだったが、デパートらしくなった。

 アンプリチュード、スック、シュウウエムラと黒塗り看板が続くので、色合い的にもコントラストが高まってシャープになった印象がある。

 更にアディクション、セルヴォークと来たら黒すぎてケンシロウのまゆげみたいになそうなので、これくらいがちょうど良い(笑)。

 「コロナ禍で需要が伸びたフレグランスを強化」「コロナ禍でラグジュアリーブランドのコスメで若年層を獲得した」とあり、この2年間度々見聞きした「マスクでメイクいらない」系とは逆行した傾向が見られる。

 低所得層はここぞとばかりに化粧品代をケチり、一方中間層以上は自宅を披露することが増え、自撮りも含めメイクの機会があまり減らなかったのかもしれない。パンデミック中デパートのワイン売り場が賑わっていたのもそういうことだろう。

 すなわち所得格差による2極化ということか。

 お金というのはほとんど場合、世間の感覚とは逆行して動いているもの。