新型コロナウイルスの感染歴はナシと出た。

 先日受けた人間ドックに含まれる新型コロナウイルスのN抗体検査(ロシュ・ダイアグノスティックス製/ECLIA法)の結果は陰性で、感染歴なしと出た。

 この2年半、全く罹った気がしないので、それを裏付けた。

 S抗体(中和抗体)の定量検査(ロシュ・ダイアグノスティックス製/ECLIA法)結果は、4,490U/mlと大量に残っていた。資料によると、ワクチン2回目接種から3週間経過した際の平均値の2倍以上。ワクチン接種による中和抗体が普通よりも長持ちしているのか、接種後は猛烈に増え、その後下がった結果がこれなのかワカラナイ。

 私が3回目ワクチンを接種したのは03月初めなので、通常ならばほとんど切れかけだろう。またお酒を飲む人、煙草を吸う人は抗体量が上がりにくいという報道もこれまで多々あったが、私はほぼ毎日お酒を飲んでいるし(接種当日から)、煙草は吸わないが数日に1本は葉巻を吸うので、報道はあてにならない。

 いや「あてにならない」と言うより、報道がでっちあげなわけではないので、素直に統計データに従うのであれば、お酒を飲む人や喫煙者に共通する他の習慣の影響を受けている可能性もある(交絡因子)。私はソレをしていないだけとか。

 ちなみに単位が「AU/ml」の場合アボット社製の検査によるものらしく、こちらの記事によると「アボット社の抗体量AU/mLに0.142を乗じればロッシュ社のU/mLになります」とあり、またこちらの記事では「ロシュ社の25.5AUは、アボット社の340AUと同等と考えられます」とあり(ロシュ社の単位が変だが)、だとすれば私は31,619〜59,866AU/mlもあることになる。他に詳細な資料が見当たらず、はっきりとしたことはワカラナイ。

 4,160AU/mlあれば、95%(100人中95人という意味)の確率で、十分な感染予防効果があるとされている。

 ワクチン1〜3回目接種当日から2日ほどの免疫反応はそれなりに強かったので、十分に免疫系が反応し十分な抗体が産生されたという認識で良いだろう。

 S抗体、N抗体検査ともに血液検査。

 メインディッシュの脳MRIと胸部(心臓・肺)CTも異常なし。