これは“リクエスト”バッグなのかバーキン2号。

 チャーリーのエルパト-シーズン2-は、開拓予定だった新規店舗に一度も入らないまま(笑)、最初の店舗でバーキン2号(再び25cm)を購入しエンディングを迎えた。

 ↑バーキン2号。革の素材やステッチのコントラストが違うためバーキン1号とはまるで印象が異なる。今回も署名として金具に007 Skyfallのブルドッグ“Jack”を写り込ませた(笑)。内側左上の刻印は「B」で、調べた限り2023年製。


 全てが予告(?)通りで、私のプロファイリングと嗅覚は堅調。

 昨年秋、参戦直後にスタッフに「25cmの○○色で、素材は□□かつ金具の色は△△なバーキンが欲しい」と伝えたズバリのスペック。外縫い内縫いは指定してない。

 予約品を取りに行ったら出てきた。

 がしかし、これが世間で言う“リクエスト”バッグなのかどうかを判断する決定的な材料がない。

 1号の時は、本当に偶然入ったタイミングに突如私が現れたという驚いてる感がスタッフから伝わってきたが、この2号が出てきた時は、日頃から私と駆け引きや世間で言う“エルメスゲーム”をする気配がまるでないスタッフは何となく目が泳いでるような、どこか出来レースな印象さえ感じた。

 それでも、たまたま入荷したタイミングにたまたま私が予約品を取りに行き、そのバッグがたまたまサイズも色も革(素材)も金具の色も私の指定通りのものだったと言われたら、キリッとした顔で「下手な芝居はよせ」と言える根拠を持ってない(笑)。

 ↑エルメスの箱をモザイク状に並べてみたが、最近写真を撮ることにあまり情熱がないからか、大した絵にはならず(笑)。


 というわけで、上半期に2枠消化。

 世間で噂される「1個買ったら次はなかなか出ない」とか「年末まで引っ張ってお金を使わせる」とかそんなことは全くない。いずれも「買わされてる」といった被害妄想から生じた思い込み、または停滞の言い訳或いは正当化だろう。

 むしろ他のブランドと違って何もすすめてこないので、自発的に何が欲しいと伝え買い物するだけ。


 今のところ情報収集中に見聞きした中では1:1説だけが本当っぽさがある。

 ※ただし私の見立ては抱き合わせ販売としてのソレよりも転売対策としての1:1が主。

 バーキン1号を買ってからバーキンを除く購入額は約150万円なのでほぼ1:1で推移している。他のバッグは全く買ってない。

 が、もしかするとこれも偶然の可能性もあり、実は累計購入額ではなく経過時間によるものかもしれない。単純に平均化すれば年2個の客には半年に1個、年4個(夫婦枠など)の人には3ヶ月に1個のペースで出て何もおかしくないから。

 例えば1ヶ月に50万円使っていて、3ヶ月(累積150万円)毎にバーキンが出た場合、150万円使ったから(1:1)なのか、3ヶ月経ってただの“頃合い”なのか確定できない。多くの場合、もっともらしく語った人の話が広まりやすい。

 で最近特に、あまり使った金額は関係ないのかなという印象がある。どういう客なのか、転売してないか(+支払い能力や若い女性の場合パパ活でないかとか)などを見極めるために、初めてバーキンが出てくるまでは観察期な気がするが、審査(?)を通過しその後も怪しくない客には購入額に関係なくモノさえあれば出すんじゃないかという気がしている。

 世の中の“難解”とは、よく観察すると極めて単純な法則に従って動いているだけのこともあり、人の認知や性格(感情)が問題を複雑化しているだけのことが多々ある。

 というわけでシーズン2は特筆すべき点もないまま終わった。


 シルバー金具にはHERMES -PARIS-の刻印のすぐ後ろの四角いマークがなく、ゴールド金具の後ろにはマークがあることから、金(ゴールド)の刻印かなと思い、家に転がっていた同じフランス産のロール・ド・マーテル(コニャック)のボトルの裏(下の写真は表面なので写ってない)を確認したところ、似たようなマークが付いていた。ロール・ド・マーテルのボトルの金ピカは24金メッキ。

 ちょっと敏感な人は、ステッチのコントラストと素材+金具の色がわかれば「モノクロにする意味あるの?」と思われるかもしれない(笑)。エルメスに私(ブログ)を認識されることは全く困らず(むしろ話が早くなるのでイイ)、私がイヤなのは普段出入りする余所のスタッフに知られたくない(目印を与えたくない)。皆穴が空くほど観察しているから(笑)。


 なぜこのまま最初の店舗でシーズン2を早々に締めくくりそうな気配と感じたのか自分でもワカラナイが、バーキン1号を買う数週間前(ケリーを見送った後)にも同じ感覚を覚えたので、認知に至らないが知覚している何かによる気配なんだろう。

 スタッフが何かを臭わせたりということは全くない。本当にいつ入るか知らない(知らされてない)感じ。が、なぜか約2週間前あたりから店舗全体から受ける空気感でワカル。

 順番(?)的に次はどの客に出すと決まり、それを悟られないようスタッフが余所余所しくなるのか。何か凜と張り詰めた空気を感じ、人によってはもしかするとスタッフ(店舗)との距離を感じるかもしれない雰囲気。

 私のアンテナが知覚過敏なだけかもしれない(笑)が、当たっている間はメリットはあっても害はない。

 その「出す」「出さない」は、店舗ではなく本社管理な気がしている。初期に書いた「バーキンゴーランプ点灯」的な。そうすれば店舗スタッフが誰であろうと、バーキンが入れば案内されるということ。店内で顔が知られていれば


 大した情報ではないが、2023年06月からバーキン付属の雨カバー(レインカバー)が付かなくなったそうで、実際に入っていなかった。

 また(もう誰も気にしてないと思うが(笑))、スタッフから名刺はもらってない。

 私が思うに、エルメス側はカルト教団(笑)のようなエルパト組を嫌っていて、そういう人達は何をやってもバッグが出てこないから次から次へとトンデモ説が生じるんじゃないかと思う。

 要はまとも(普通の客)であれということ。


 というわけでこれまでの見立てを全て維持し、シーズン3こそ新規店舗の開拓といきたいが、秋冬物の展開が始まらないと買う物がナイので、しばらくツマラナイ内容が続くかもしれず、以前書いたものを小出しにアップしようかなと企んでいることを自主申告する。