エルメスのイヤーズギフト対象者は何人?その2。

 フェルミ推定的な第二弾。

 エルメス国内ブティック27店舗(化粧品のみ店舗除く)に、年間購入額が1,000万円を超える人がそれぞれ111名づついるかと考えたら、イヤーズギフト対象者3,000人という推定は妥当かなと思う。

 都内店舗が平均を押し上げるだろうし、メゾンだけで半分の1,500人を超えそうな気がするし、オンラインも合算されるだろうことから、3,000人以上と言った方が良いかもしれない。

 仮にメゾンだけで1,500人いたとし、かつ路面店の丸の内、表参道が300人づつだとし、残り900人を24店舗で割ると1店舗あたり約37.5人。

 900人のうち2/3が東京・大阪だとすると、12店舗の内訳は各50人。残りの466人を全国のその他の店舗12店で割ると約25人。首都圏(神奈川、千葉、埼玉)と名古屋などが多くを占めるだろう。

 そんな感じかなと思う。

 東京・大阪のデパート店舗では、全国百貨店ランキングの通り、新宿伊勢丹、うめだ阪急などの比率が高いと思われる。

 フェルミ推定はアメリカのIT大手(マイクロソフトなど)の採用試験に使われていることで知られていて、左脳型の論理的思考力に加えて、右脳の想像力が問われる。

 エルメスに限らず推定能力とは非常に重要で、何もワカラナイ未知の世界に飛び込むのはブラックホールがどのくらい底なしなのかを探検することと同じで、不安で判断が鈍りやすい。

 ある程度あたりをつけて、どういう手順でいくかシナリオを描いて取り組む方が自分自身にとって精神衛生上良い。正しいか間違っているかは別として。

 もし意見を求められたそう答える。