レミーマルタンXOの箱を開けたら。

 以前載せたレミーマルタンのXO、箱を開けたらなんと扇子(!)のデザインだった。

 と書いて1ヶ月下書きフォルダに入ったままだった(笑)。おめでたいデザインなので元旦に載せたかったが。

 私にとってレミーの香りには多くのドラマが包まれていて、プルースト効果でノスタルジックな気持ちにさせてくれる。

 そんな時にはチャイコフスキーの感傷的なワルツが良い。

 美しく繊細で、もの悲しい。しかしどこか可憐で愛おしい。

 私の感性を視覚化するにはバレリーナがぴったり。また指揮棒を振りたくなった。

 そんな時にはトリニダッドのフンダドレスが良い。

 振り回すと火傷の恐れがあるが(笑)。

 風が吹けば全てを洗い流してくれるパリの軽い空気が恋しい。

 パリの恋もまた風と共に去りぬだろうか(笑)。

 風が吹いたらアンタ誰的な。

 そんな男には「吹けば飛ぶような」という言葉がぴったり(笑)。

 その儚さもまたいとをかし。